ホアランポーン駅前食堂
てっちゃんのKho-doo-menuu!

ようこそ!ホアランポーン駅前食堂「てっちゃん」へ
バンコク中央駅「ホアランポーン」の駅前のとある食堂には、50歳の親父とその親族で経営する路上食堂があります。その料理人のひとりの親父が「てっちゃん」であります。夕方になると、酒を片手に田舎から出てきた出稼ぎ兄ちゃんや故郷へもどるお姉さんに料理を出しています。
とここまでは、そこらへんにいるタダのオヤジなんですが、このオヤジ実はとても日本人が大好き!どこで覚えたのか知らないけど、片ごとの日本語を使っておもしろい話をしてくれます。
ここはそんな愉快でいい加減なてっちゃん食堂の訪問記です。


















場所はホアランポーン玄関を出て左手。ちょうど横断歩道があるので、それを渡り切った先にあります。
バックパッカ−的に言うとStation Hotelに入る路地の角。特に看板がある訳ではないけど、変なオヤジが料理しているから判ります!?



















2004年2月

初めて、このてっちゃん食堂を訪れたのは2004年の2月。初めて一眼レフを持って夜のホアランポーンの撮影をして、ビールを飲んで乾いた喉でも潤そうと着席した屋台がココのてっちゃん食堂でした。

撮影を終えて、ガイヤーンを片手にビールを飲みたいな!時刻は20:00を過ぎています駅前の屋台のテーブルはなぜかどれも満席。とりあえず、屋台でガイヤーンを仕入れ空いてるテーブルを探すと、ありました!ありました!路地角の食堂のテーブルが!本当ならば風通しの良いテーブルがいいけど、早くビールが飲みたいから、路地のテーブルに座ることにしました。
とりあえずビアシンを頼み、乾いた喉を潤します!「う〜ん〜!うまい!」すると食堂のお兄ちゃんが、メニューを持ってきてくれました。良くみると、なんと「日本語メニュー」!駅前とはいえ、外国人がほとんど寄らない地元の食堂に「日本語メニューがあるとは、おどろきです。おかげで、いつも指差しで、博打注文をしていた私は、食べたいものをしっかりと選ぶことができました。
注文したのは「豚肉のカリカリ揚げのせゴハン」タイ名「カオ・ムー・グローブ」、カリカリぶ揚げた豚肉が香ばしく、これ単体なら十分ビールのおつまみになります。なので
ビールをもう1本おかわりしてしまいました。

















食事を終えたあと、のんびりしていると、後ろのテーブルをみると、なんと日本人の女性が食事をしています。声をかけると、今回は短期間の旅行で、すぐ近くのホテルに宿泊しているとのこと。滞在中の食事はすべてここで済ましているそうで、この食堂の常連さん。そんな彼女にココの食堂のオヤジを紹介してもらいました。
ココのオヤジの名は「てっちゃん」。オーナーのフリをしているけど、実はオーナーではなく雇い人。オーナーはてっちゃんのおじさんなので、親族全員で経営しているそうな。住まいは食堂近くのアパート、酒とタバコが大好きないいオヤジなのです。













てっちゃんは日本人が大好き!ヤワラーに宿泊している日本人に日本語を教えてもらったとか。結構日本語でおしゃべりします。おかげで、退屈せず・・・気づけば23:00を過ぎています。そこにまた日本人男性が来店。その彼と一緒に差し入れのウィスキー、てっちゃんのおごりの料理まで登場し深夜2:00までおしゃべりしてしまいました。


















本日のお勘定、てっちゃん曰く「要らん!」だって!いやいやそんな訳にはいかず、しつこくてっちゃんにお勘定の金額を要求すると、350Bだって!完全にどんぶり勘定です。まあタダよりはマシですので、お勘定を支払いホテルに戻りました。


































2004年11月

再び、てっちゃん食堂を訪れたのは、あれから8ヶ月後。いくら前回、ココてっちゃん食堂で大宴会をしたといっても半年以上も前・・・果たして日本人の私を覚えてくれている不安でした。

バンコク中央駅・ファランポーンに到着したのは、18:00前。コーンケーンから急行で延々と8時間乗り続けてきたのでした。列車では、途中駅から乗ってくる売り子さんから、ガイヤーンやビールを買って食べていたので、そんなにお腹がすいてはいません。しかし、久しぶりのファランポーン、折角なので前回、大宴会をした、あのてっちゃん食堂に行ってみることにしました。
駅の玄関から横断歩道を渡り、食堂を覗いてみると・・・あ!居る!居る!!てんちゃんが厨房に入って忙しそうに料理をしています。果てして私のことを覚えてくれているかなあ〜テーブルに座ると、アルバイトのお兄ちゃんが注文をとりにきました。しかし彼には言葉が通じません。それを見ていた、てっちゃんがようやく私に気づきました!そうです!てっちゃんは私のことを覚えてくれていたのです!てっちゃんに「私のことを覚えてる?」とたずねると、てっちゃんは「オボエテルね〜」だって・・・その言葉を聞いて思わず大喜びしてしまいました。

今回注文したのは「チャーシューのせごはん」タイ名「カオ・ムーディーン」そしてお決まりのビアチャン。甘口ソースがかかっているので、タイ料理でありがちな「辛い!」はありません。結構美味しかったです。
ご飯を食べながら、てっちゃんとおしゃべり。それしてもよくしゃべるオヤジです。夕飯時で忙しいのですが、合間をみてはおしゃべりの相手をしてくれます。おかげで楽しい夕食になりました。


















この画像はてっちゃんちゃん食堂のお向かえさん厨房。いわゆる同業者及び競争相手です。やっぱり寄るならてっちゃん食堂がいいな!
おしゃべりが楽しくてビールもう一本追加!ビールが無くなったところで、今夜はチェックビン。
「てっちゃんお勘定いくら?」
ん?「1000B」
おい!それ高すぎ!!
「うそ!100B」
そんな冗談を言いながら、てっちゃん食堂堂を後にしたのでした。


















2005年1月

   

2005年9月

  

2005年11月

   

 

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